怒れる若者の悲しい時。

学生の数が教室の定員を越している為、立見していると、
座席で居眠りしてる奴を22人見つけた時。そして、それを数え上げた自分に気付いた時。


女の子がマクローリン展開について熱く語っているのを見た時。
そして、自分はマクローリン展開の事をあまり知らない事に気付いた時。


食堂でサラダだけを食べる貧乏人を見た時。
横目で、野菜炒めをラーメンに放り込んで、ただの野菜ラーメンにしてしまった自分を感じた時。


友人達(特に同窓)が、女の子に囲まれて楽しい生活を送っている事実を知った時。
そして、
まぁ、学部違うからしょうがないよね・・・
と思っていたら、そいつらと自分は学部が同じである事を悟らされた時。


さらに、文系の人間はもっとウハウハである事を教えられた時。


け、ふざけんな、バーカ
と言い放った自分の情けない顔が、ガラスに反射されて見えた時。


缶蹴りごときで筋肉痛を今も引きずっている自分を、年老いたなと思う時。


ポケモンで確率を教え込もうとする教官に教えられている時。


僻地ネタで構ってもらえない時。